元Sexy Zone、改名しtimeleszの3人が新たな仲間を探すオーディションの様子が、Netflixで配信されています。
Watch timelesz project -AUDITION- | Netflix
今日まででEpisode2まで配信されました。
ここまで3人の意見は一貫していて
仲間になれるか
協調性があるか
華があるか
にフォーカスして人を選んでいます。
善悪の分別がつくようになってきたときからハロオタ(ハロー!プロジェクト)のオタクをしている私でも、SexyZoneさんは国民的グループとして認識しています。
なんというか、デビュー当初から全能感があるなという印象だったのを記憶しています。
圧倒的ビジュアル、圧倒的華、圧倒的自信
全員がそれらを持ち合わせているように思えました。
そしてそれが今に至るまで崩れることが無いことに安心感があるから、今日まで長くファンから愛されているグループなのですよね。歴史の中でメンバーの構成が変わったとしても。アイドルとファン、信頼関係の強固さに尊敬の念を抱きます。
私は以前からジャニーズ(あえてこう記載します。)とハロー!プロジェクトはよく似ているなと思っていました。大黒柱のプロデューサーがいて、大きな事務所で、それぞれ売れているアイドルグループが複数で構成されていて、デビュー前の子たちを育てるシステムがあって、グループごとにファンはいるものの、グループを越えて所属事務所のタレントを知って応援している。事務所全体コンサートもありますしね。
メンバーが本当に幼い頃から応援しているものですから、恐れ多くて言えないけども親戚に近い気持ちで見守っているファンも多いですよね。
ハロー!プロジェクトとの違いは、ジャニーズ入所に当たってはオーディションを受けてジュニアとしての下積みが必須であることです。
そもそもハロー!の看板グループであるモーニング娘。は、オーディションから生まれた素人アイドルグループですからね。
ハロー!の方針は今も変わらず、オーディションを経て素人から大抜擢、新人としてデビューするパターンがメジャーです。一昔前のハロプロエッグが健在していた時代は、エッグ歴が長いほどその純血性がより尊く新メンバーに相応しいとされる見方もありましたが、むしろ研修生になった方がデビューが遠くなってしまっているのが現状です。
もちろん研修生になればハロー!の基礎である歌、ダンス、マイクホールドの教育を受けスキルアップに繋がりますが、既存グループに昇格するにしろそれなりの研修生歴、新グループを作るにはもっと長い年月がかかっています。
研修生歴数ヶ月でデビューできたのは金澤朋子、横山玲奈くらいのもので、それは異例中の異例です。
さて、そんな風にして全くハロー!の風土を理解していない子が新人として入ったとしても、平然と受け止めているハロオタからのtimelesz projectへの私見です。
ブランドとしての価値が落ちること、現状の人気が落ちてしまうこと、新メンバー加入をきっかけに衰退し大事な推しに悲しい思いをさせるのではないか、などを危惧されているのかなと思っています。
すべてが受け入れられて人気は何も変わらず、そんなことは恐らくありません。やっぱり新メンバーなんて入れるからだと後悔する期間は短くありません。でも、メンバーは一生懸命ファンのためにパフォーマンスを続けてくれるし、最終的には信じて着いてきてよかったと思わせてくれます。
かつて、私の推しグループだったスマイレージも同じ経過を辿りました。最強に可愛くて悪ガキだった4人のスマイレージ(4スマ)は伝説です。今でもこれを超えるグループは無いなと思えます。わたしはこの4人のことが大好きでグループを応援し始めたのですから。
スマイレージはデビューからずっと人気大絶頂だったのに、ある日そこから1人減り。新メンバーを追加することが決まり、さらに1人減り。
当時のハロー!では、モーニング娘。以外で既存のグループに新メンバーを加入させるなんて前例がなかったのです。
オーディションの段階から非難は多かったのですがいざ新メンバー5人が決まったかと思ったら、運営の都合で正規メンバーではなくまずはサブメンバーからと。
1人は体調不良で辞退したので正規メンバーになったのは結局4人だったのですが、それはもうバッシングがひどかった。
全くそんなことは無かったのですが、ビジュアル、スキル、どれをとっても4スマ時代から劣ると拒絶され、グループの握手会でわざと新メンバーと握手をしない攻撃的なオタクもいたようです。
その時は新メンバーも悪ガキだったので
「おい!握手してねぇぞ!!お前!」
と言い返したりしていたと後日談を聞いて、この子たちはさぞ辛かったろうなと思ったのです。
まあそんな感じで、どんなに人気があるグループも、新メンバーの加入によって明らかに雰囲気が悪くなってしまったのです。
では現在このグループがどうなっているかというと、JAPAN JAM 、ロッキン、CDJに毎度出演する大きなグループとなりました。
スマイレージからアンジュルムへと改名し、それから加入と卒業を繰り返し、あの時の「握手してねぇぞ!!」と叫んだ悪ガキが2代目のリーダーとなり、彼女は最後に横浜アリーナを満員で埋め卒業したのです。
応援し続けていれば、風向きが変わる瞬間がいつか必ず来ます。それが何年かかるかは分かりませんし、そもそも前述のようにバッシングを受けることもないかもしれませんが、でも、お互いに頑張ってよかったと強く思うのです。
私たちファンは、信じて応援することしかできません。
彼らがもう満足した、今日でマイクを置く。と言うその日ができるだけ遠い未来になるように、我々に出来るのは批判や避難ではなく信じることだけ。
思うことはたくさんあると思いますが、その呟きはせめて彼らの目に付かないように。
もちろん改革が必要なところは声を挙げなければなりませんが、彼らは新しい仲間を探しています。
ジャッジするのは彼らです。
ファンが信じる彼らを、信じてみてください。
アンジュルム2代目リーダーの卒コン、色んな想いが巡ってめちゃくちゃ感動して泣きましたよ。批判の声に逆らって応援した成果が私達ファンにも返ってきました。
timeleszとそのファンの方々に、そんな尊い出会いがありますように。畑違いながら応援し見守っています。
あの日の私にいま見せてあげたい この目に映る景色を
ではまたつぎの記事で。
しま はちねこ